Panasonic電気圧力鍋で調理した「親ごはん」を紹介しています、ブログ管理人の木葉らんです。
電気圧力鍋で、葉もの野菜と肉を同時に食べられる「ミルフィーユ鍋」を作ります。
葉もの野菜は、白菜またはキャベツのどちらも栄養たっぷりで肉との相性がよいです。
野菜には90%以上の水分が含まれているので、水を入れなくても旨味たっぷりの汁がでて、とてもジューシーになります。
電気圧力鍋の無水調理の特徴は、低圧調理で栄養や旨味をしっかりと閉じ込めるので、野菜の無駄がありません。
たっぷりの野菜を食べたいときは、無水調理がおすすめです!
旨味たっぷり白菜とミンチ肉のミルフィーユ鍋
電気圧力鍋で調理すると、肉もふんわり柔らかくなってジューシーです。
今回使用するミンチ肉ですが、豚と鶏の両方を合わせるとあっさりして胃に負担が少ないので、たっぷり食べられます。
高齢の母は、肉が苦手なのですが……
牛肉の合いびき肉よりも、豚と鶏のミンチ肉だとあっさりしているので胃もたれしないようで、好んで食べてくれます。
材料
この料理のポイントは、ミンチ肉の下準備をすることくらいで難しいことは一切ありません。
味付けは「餃子」の餡とほぼ同じです。違うのは、パン粉を入れないくらいでしょうか。
基本的な調味料を入れて混ぜれば、すぐにできます。
- 必要な材料
- 白菜・・・1/4カット
- 酒・・・大さじ2杯(※電気圧力鍋に直接入れる)
- ミンチ肉の下ごしらえ
- 好きな野菜類(人参・インゲン・ねぎ・コーンなど)を、みじん切りにして入れても美味しいです
- 豚ミンチ・・・80g
- 鶏ミンチ・・・120g
- 玉ねぎ・・・1/2玉くらい
- パン粉・・・大さじ2杯
- 減塩しょうゆ・・・小さじ1杯
- ウスターソース・・・小さじ1杯
- 創味シャンタン・・・小さじ1杯
- ショウガ・・・1~2枚
- ごま油・・・少々
- 黒コショウ・・・少々
- 片栗粉・・・少々
創味シャンタンがない場合は、中華スープの素やコンソメなどで代用してもいいですよ。
今まで使ったことがない人は、万能な中華調味料なのでぜひ一度使ってみてください。
チャーハンや野菜炒め茶碗蒸しなど、何にでも合います。
基本的に調味料は、控えめな薄味です。
ミンチ肉の調味料は控えめなうす味になりますが、出来上がると野菜から出ている汁が美味しくて飲み干してしまいます。
塩コショウは使っていませんが、代わりに黒コショウがピリッと利いて美味しいです。
うす味でもポン酢を少しかけて食べると十分な味になるので、調味料の分量はお好みで調整してください。
作り方|無水調理8分
では作っていきましょう!
1.ミンチ肉の下ごしらえをします
玉ねぎやお好みで入れる野菜類は、みじん切りにしてください。
みじん切りカッターを使うと、本当にあっという間にカットできるので早いです。
冷凍食品のいんげんやコーンを常備しているのですが、あるとさっと使えて便利です。
この冷凍いんげんは水に少し浸けて、硬いうちにみじん切りにしました。
ブロッコリーの硬い芯の部分もいれています。
材料や調味料(青い部分)をすべて合わせて混ぜます。
パン粉・減塩しょうゆ・ウスターソース・創味シャンタン・ショウガ・ごま油・黒コショウ・片栗粉
こんな感じになります。
ショウガやごま油の香りが、既にしています。
2.白菜を1枚敷いて餡を載せるを、3回繰り返します
白菜の餡を挟んでいきます。
たっぷりの餡ではなく少な目くらいのほうが、ちょうどいい感じでたっぷりの野菜を味わえます。
根元の厚い芯の部分は、包丁で目に沿って切れ目を入れておくと食べやすいです。
特に根本になると硬いしスジも多いので、その部分はみじん切りにして餡に混ぜるといいです。
無駄なところはないですね。
3.包丁で4分割して鍋の周りに並べ、敷き詰めます
4分割にカットします。適当なサイズで構いません。
鍋の周りに沿って、敷き詰めていきます。
空いた部分には余った白菜やブロッコリーを入れて、隙間を埋めました。
4.最後に、酒を大さじ2(~3)杯入れます
基本的に無水調理では、水を入れずに野菜に含まれる水分で調理するのですが……
全く水分が無いと、電気圧力鍋で調理できません
- Q鍋に水分がない状態で調理スタートした場合、どうなると思いますか?
- A
途中で「ピーピーピー」と完了の音が鳴り、未完成のままストップしてしまいます。
ここでは、お酒を入れることで蒸気が発生し、じわじわと野菜の水分も出てきます。
酒大さじ2杯でも大丈夫でした。
5.手動調理の「無水調理/8分」を選択して、調理スタートします
調理終了の音が鳴った後、しばらくしてピンが下がったら蓋を開けます。
すでに出来上がっているので、これ以上煮込む必要はありません。
水分はお酒だけを入れたのに、下のようにたっぷりの汁が溢れ出ています。
このスープが激うまなのです。
電気圧力鍋で肉料理をつくると、肉が硬くならずにとっても柔らかくなるのでとても美味しいです。
ブロッコリーを入れたのは失敗でした。
ブロッコリーは芯の部分を入れたのですが、柔らかくなりすぎてしまい、どちらかというとコリコリと食べるほうが良かったかもしれません。
白菜は葉の部分ならいくらでも食べられるので、あっという間に完食です。
白菜は低カロリーで、栄養素にビタミンCやカリウム、食物繊維が含まれます
白菜は水に溶けやすく煮汁に栄養が流れ出てしまうので、無水調理で汁ごと摂取すれば一切無駄がありません。
白菜の代用は「キャベツ」でも可能!
白菜はどれだけたくさん食べてもカロリーが低いので、罪悪感はありませんよね。
一方、水分が多い葉もの野菜というと、キャベツが思い浮かぶと思います。
白菜と同様に、ビタミンCやビタミンU、食物繊維が豊富です。
胃薬のキャベジンがあるように、胃の調子が悪いときにキャベツに含まれるビタミンUが胃の回復に効果があるといわれています。
疲れた胃腸を回復させたいときは、丸ごとキャベツが食べられるロールキャベツがおすすめです
ロールキャベツが簡単にできる|圧力調理/5分
キャベツも、いくら食べても罪悪感が無い野菜ですよね。
要するに…… 「白菜の代用」が可能です。
すぐに思いつくキャベツのレシピと言えば、「ロールキャベツ」です。
白菜をキャベツに代用すれば「ロールキャベツ」ができます
先ほどつくった餡を、キャベツの葉で巻けばいいのです。
Panasonic レシピブックに、ロールキャベツのレシピがありますが、ミルフィーユ鍋とは少し違いがあるようです。
- ロールキャベツの材料
- キャベツ
- 中の餡(ミルフィーユ鍋と同じです)
- ロールキャベツの中華だし汁
- ➜コンソメ味やトマト味もチャレンジしてみてください
- 水・・・400ml
- 創味シャンタン粉末・・・小さじ2杯
- 酒・・大さじ2杯
- 黒コショウ・・・少々
白菜に比べてキャベツのほうが水分が少なく、葉は硬いです。
キャベツの場合は無水調理ではなく、「圧力調理/5分」で水分の投入も必要です。
水分は400ml程度入れます
コンソメ味や中華だし汁、トマトのホール1缶でも美味しくなります
キャベツの芯の部分は硬くて捨ててしまうことが多いですが、圧力調理では全部食べられるほど柔らかくなります。
ロールキャベツは中に餡を入れて巻くために大きな葉を使うので、キャベツ1玉を準備してください。
栄養たっぷりのキャベツが食べたい時は、電気圧力鍋でロールキャベツをつくればスープも全部飲み干せます。
キャベツの葉は硬いので、無水調理ではなく「圧力調理/5分」で調理スタートします
キャベツの硬い部分も捨てずに使いました。
硬くて巻きにくいのですが、爪楊枝でなんとか固定してみてください。
どうしても巻けない場合は取り除いておき、鍋の空いた部分に一緒にいれておけば美味しく食べられます。
硬い芯まで柔らかくトロトロで、全部食べられました。
電気圧力鍋を使えばかんたんなので、ぜひ作ってみてください。
あっさり中華風の味が手軽に味わえる「創味シャンタン」が万能でおすすめです!
粉末タイプの袋が使いにくい人は、別の容器に入れ替えて使えば問題ありませんが、チューブタイプもありますよ。