Panasonic電気圧力鍋で調理した「親ごはん」を紹介しています、ブログ管理人の木葉らんです。

電気圧力鍋で、コトコト煮込まなくてもトロトロの大根と豚肉を同時に食べられる煮物料理を作ります。
大根は、下ごしらえをしなくても内釜に入れるだけです。噛まずに食べられるほど、トロトロになります。
豚のブロックもかんたんにほぐれる程、ほろほろに柔らかくなります。
大根を厚切りにしてもあっという間になくなってしまうので、安くて大きな大根の大量消費ができます。


本当に美味しいので、寒い時期は毎日食べても飽きませんよ。
家庭で使用する調味料は、味の好みがあると思います。
基本的には濃い口が大好きだったのですが、高齢の両親が高血圧なので減塩に努めることにしました。
料理の味が決まらないので、どんどん追加してしまい……悪循環。
でも調味料を変えるだけで、知らず知らずのうちに減塩生活ができます。

何より電気圧力鍋を使うと食材が柔らかくなり、旨味や栄養が溶け込んだ煮汁を染み込みやすくなります。

調味料を少なくしても素材の味を感じ、薄味でも美味しく食べられます。
電気圧力鍋で調理すれば、調味料が少なくても旨味を感じて美味しい!
減塩して「料理がまずい」と言われたり食べ残しがあると、作る気が起きませんよね。。。
無理して薄味にすると、長くは続かないのがオチです。
薄味生活をしてみたものの何かしら悩みがある人は、いちど電気圧力鍋で料理してみてほしいです。
ちなみに、どれくらい薄味になったかというと……
料理に使う醤油を大さじ3杯使っていたところ、大さじ2杯で丁度良い感じになりました。
醤油大さじ1杯(約15ml)中に、塩分は約2.6gほど入っています
そして1日の食塩摂取量は、男性は1日7.5g未満、女性は6.5g未満とされています。
無理なく減塩できるのは、とても良い兆候だと思っています。

それでは、大根を使って調理していきます。
介護食にピッタリ!大根と豚肉のブロック煮

年を取ると、消化しやすくて柔らかい食べ物を好みます。
大根を煮たおかずがあると、あっという間に完食です。
それともう一つ、電気圧力鍋を使うことでちょっと楽ができます!
ガスで大根を煮る場合は、鍋一杯の水で一度下ゆでしてから、その後に調味料を入れて煮込みます。
米のとぎ汁を入れて大根を下ゆでしますが、あく抜きと味を染みこませやすくするためのひと手間です。


電気圧力鍋なら「下ゆで」の必要がありません。
大根の皮を剥いて、調味料と一緒に内鍋に入れるだけです。
大根を美味しく煮るための下ゆでなのですが、電気圧力鍋を使えばそれ以上に染みて美味しいのです。
下ゆでが不要なのは、かなりポイント大きいです。
電気圧力鍋を使うと大根の下ゆでが不要なので、「手間要らず」です
材料

それでは、作っていきます。あっという間に終わります。
- 必要な材料
- 煮物料理は「落し蓋」の代わりに、キッチンペーパーを1枚使います
- 大根・・・1/2カット
- 豚ブロック肉・・・400g( 決まりはありません… )
- 調味料
- 味付けの配分(醤油:酒:みりん:砂糖)は、いつものご家庭の味で調整してくださいね!
- 水またはだし汁・・・100ml
- 減塩しょうゆ・・・大さじ2杯
- 酒・・・大さじ2杯
- みりん・・・大さじ2杯
- 砂糖・・・大さじ2杯
- ショウガ・・・1~2枚
- 黒コショウ・・・少々
作り方|圧力調理15分
1.大根の皮をむいて、厚切り(4~5cm)に切ります

大根は厚切りにしないと、崩れてしまいます


大きくても、完全に柔らかくなります!
思い切って厚切りにしてみてください。
大きな大根を使う場合、丸1本を使うと内釜に入りません。
Panasonic電気圧力鍋では、材料や調味料は調理MAX線の目盛り以上に入れることは出来ません。
野菜などの材料から水分がでてくるので、調理中に吹きこぼれの原因になります。

必ず既定の線までに、材料を納めてください。

大根は1/2本くらいまでが既定値になると、目安にしておいてください。
煮炊きで分量が増える豆類や麺類は、「豆ここまで」の線までにしてください。
豆は煮ると水分がかなり増えるので、一度にたくさん煮ると吹きこぼれてしまいます。

1袋200g~250gくらいの豆で、調理するのがいいと思います。
2.豚ブロック肉は黒コショウをまぶして、5cm角にカットします
豚ブロック肉は厚みがありますが、調理後は柔らかくなります。
どの調理も共通しているのですが、肉の調理時間を短くすると食べた時にやや硬くなります。
厚めの肉を入れる場合は、調理時間を15分以上にすることをおすすめします。
豚の角煮のようなホロホロに仕上げたい場合は、肉だけ単独で長時間調理しましょう。
野菜と肉を同時に煮込む場合は、調理時間を長くしすぎると野菜が溶けてしまったり、時間を短くすると肉が硬くなったり……
調理時間を考えて調整しないと、うまく仕上がらない可能性があります。
薄切りばら肉や普通に食べられたらいいのであれば、圧力調理10分程度でも美味しく食べられます。
厚切りの肉を煮込む場合は、単独で長時間調理するのがおすすめです

あくまで、ホロホロに仕上げたい!場合です。
3.調味料と材料を全部合わせます

調味料は全部一緒に混ぜてください。
- 調味料
- 水またはだし汁・・・100ml
- 減塩しょうゆ・・・大さじ2杯
- 酒・・・大さじ2杯
- みりん・・・大さじ2杯
- 砂糖・・・大さじ2~3杯
- ショウガ・・・1~2枚
水だけでもいいのですが私はだし汁のほうが好きなので、昆布と鰹節の出汁をとります。

栄養成分表示をみると、食塩が含まれていますね。
ですが一回に使うだし汁に含まれる量を考えると、ほとんど塩分はありません。
羅臼昆布は2×5cm程度しか使いませんし、花かつおも一つまみ程度です
材料とだし汁をすべて内釜に入れます。
4.落し蓋の代わりにキッチンペーパーを1枚いれます
煮物調理する場合、落し蓋の代わりにキッチンペーパーを1枚入れます。
ひと手間ですが、煮汁が材料に染み込みやすくなるので大事です。
これも吹きこぼれ防止のため、気をつけておくことがあります。
キッチンペーパーは角があるので、内釜の淵に沿って折り畳んでください。

丸くカットしていれてもいいです。

- Q大根など材料が多くて水分がある場合に、適当にキッチンペーパーを入れたらどうなったと思いますか?
- A
角の部分から水分が伝って、蓋の隙間から蒸気が外に漏れてきました。
加圧調理中だったのですが、蒸気が漏れて飛び散るので「このままでいいのかな?」と不安になりました。

蒸気音も激しくて…… コワイ
もしかして、「圧力で蓋が変形したのかな?」とか……
「機械の故障かな?」とか……
心配になりましたが、その後は問題なく作動しているので、やっぱりキッチンペーパーの入れ方に問題があったようです。
落し蓋の代わりにキッチンペーパーを使うは、入れ方に注意してください
- 水分量が多い野菜や、調理MAX線に近い分量で加圧調理する場合は、特に意識してください。
5.圧力調理/15分にセットして、調理スタートします

手動調理ボタンを押して「圧力調理/15分」にセットし、調理スタートします。
ピンが下がっているのを確認したら、蓋を開けます。

蓋を開けると、大根が白っぽく見えて染みていないと思うかもしれませんが……
くるりと混ぜるだけで、あっという間に全体がしっかり染み込みます。

大根は、箸を入れるとするっと割れて、味が染みています。
初めて食べた時は、感動的な柔らかさでした!激うまです。
大根を使ったアレンジ料理
豚肉を牛スジ肉に変えて調理してみました。(牛スジ肉は、別途下処理が必要です。)

調味料は先ほどと同じで、材料をいろいろとアレンジして投入しても美味しいです。
ごぼうを乱切りにして入れています。
太くて中心部の水分が抜け始めた「す」が入ったごぼうを使いました。

ごぼうは中まで柔らかくて、全部食べられます。

煮物料理で入れるものなら、何でもOK!です。

豚肉とは違って牛肉を使うと、旨味とコクが増しました。
電気圧力鍋を使えばかんたんなので、ぜひ作ってみてください。
ふるさと納税で牛スジ肉が届いたのですが、国産の黒毛和牛が絶品でした。

おでんやカレーに入れても美味しいです!


