Panasonic電気圧力鍋で調理した「親ごはん」を紹介しています、ブログ管理人の木葉らんです。
Panasonic電気圧力鍋の無水調理で、かんたんで美味しい『りんごジャム』をつくります。
いつもはガス調理で時間をかけてコトコトつくっていたのですが、電気圧力鍋をつかうと手間いらずで本当に楽ちんです。
ただし、一点だけ注意することがあります。
コンポートのような触感がほとんど残らない、『りんごジャム』です
ガスの調理では、しっかりりんごの触感があっておいしいのです。
電気圧力鍋で調理するとりんごの形はなくなってしまいますが、旨味はまるごと鍋の中に溶け込んで逃げません。
つまり、濃厚なりんごジャムができあがります。
何度か試作してみたのですが、りんごは水溶性で約85%が水分といわれるほどで、多少の繊維は残りますがどうしても形がなくなってしまいます。
どうにか形を残せないかな???
形をしっかり残すためには、ガスでじっくりコトコト煮込みながら調整するしかありません。
電気圧力鍋の無水調理1分でも、ほとんど形は無くなってしまったので……
無水調理ってなに?
- 水は入れずに、素材に含まれている水分で圧力調理します
- 素材の栄養や旨味を閉じ込め、逃がしません
今回は形が少しでも残るように、大きめにカットしたりんごで無水調理してみました。
無水調理
➜いったん1.7気圧(約115℃)まで上げ、その後1.2気圧(約105℃)に維持します
無水調理は、水分や旨味を引き出すため、ゆっくりと温度を上げています。
また、圧力調理に比べて低い温度で加熱することで、火の通りが良い素材をなるべく崩さずに水分を引き出しています。
調理が完成してすぐ食べるよりも、時間をおいた翌日のほうがぐっと味が染みて美味しいです。
電気圧力鍋で手軽に「りんごジャム」つくり
そのまま食べても、シャキシャキ感とたっぷりの蜜が味わえる、おすすめのりんごがあります。
楽天市場で見つけてお取り寄せした『くろしば農園』のサンフジりんごです。
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後半で紹介しますが、本当に美味しくて病みつきになるので、毎年りんごの旬の時期を迎える12月に購入しています。
そしてそれをりんごジャムにすると、毎日の朝食が楽しみになります。
朝食でパンやヨーグルトにりんごジャムをつけて食べると、一気にテンションがあがります。
りんごジャムのレシピ
材料はシンプルに、3種類だけでOKです。
- りんごジャムの材料
- ➜ジャム瓶の容器は、熱湯消毒して乾燥させておくと清潔です
- サンフジりんご・・・約600g(2個半使いました)
- グラニュー糖・・・りんごの重さの約30%の180gが適当です
- レモン汁・・・大さじ1杯
ジャムを作るときに、決まってレモン汁を入れるのには理由があります。
レモンに含まれるペクチンによって、トロミができるからです。
レモン汁を料理に入れると、酸味がでてさっぱりした味になります。
お菓子作りには定番のように使いますが……
酢の物などにもレモン汁を入れると、お酢の抜けた感じから味が引き締まりとても美味しくなります。
試してみてください。
それでは、りんごジャムを作っていきましょう!
濃厚りんごジャムの作り方|無水調理
Panasonic Cookingのレシピ本のなかに、りんごジャムの紹介があります。
このレシピ本では「圧力調理8分」後に「煮込み10分」となっています。
- Panasonic Cookingのレシピ
- 「圧力調理/8分」後に「煮込み/10分」をする
このやり方で作った時、りんごが溶けて触感がほとんどなくなってしまいました。
今回は、圧力調理ではなく「無水調理/2分」でつくってみました。
圧力調理と無水調理はどこが違うのか?というと、実はどちらも同じ圧力調理なのです。
Panasonic電気圧力鍋の本機のSR-MP300は圧力調理が1.7気圧で、無水調理では1.2気圧で調理されているようです。
つまり、無水調理はソフトな低気圧の圧力で調理されるのです。
無水調理の場合、水を入れずに素材に含まれる水分をつかって圧力調理します。
りんごはたっぷりの水分が含まれているので、無水調理に向いています。
- 親ごはんのレシピ
- 「無水調理/2分」後に「煮込み/10分」をする
無水調理は素材の水分をつかって、栄養を逃がさずに低圧力で調理します
1.りんごの皮を剥いて芯をくり抜いたら、大きめの1/4サイズにカットします
りんごは大きくカットします。
芯を取るために4分の1サイズにカットしましたが、大きい塊でも調理が終わるとトロトロに溶けてしまいます。
皮と芯を取り除いて、りんご2個と半分で603gになりました。
りんご1個の重さが、約300g前後のものを使用しています。
2.塩水に1分くらいつけると、表面が綺麗な色になります
りんごは皮を剥いたら表面が黒くなるので、塩水に1分くらいつけると変色防止になります。
これからりんごジャムをすぐつくる場合は、無くても良い工程です。
塩分が気になるので、減塩の塩を使いました。少しでも効果あります。
りんごは空気に触れると酸化し、褐色に変色します(変色防止には塩水1分)
3.電気圧力鍋の中にりんごを全部入れて、「無水調理/2分」で調理スタートします
手動調理のボタンを押して「無水調理」を選択します。
今回は設定時間を2分にしたのですが……
1分でも、良かったかも。。。
調理時間は、設定時間+α分かかります。
設定時間が短いと蒸らす時間も短くなるので、意外と早くピンが下ります。
4.ピンが下りたら、グラニュー糖を入れて約10分煮込みます
ピンが下がったら、蓋を開けてみます。
りんごはご覧の通り、入れた時のまま形があるように見えますが……
次の「煮込み/10分」で、ほぼ粉砕してしまいます。
グラニュー糖を入れて、煮込みます。
砂糖の量は、りんごの重さの30%くらいが目安になります。
600gのりんごの30%、180gを投入しました。
甘すぎると、りんごの風味が感じにくくなってしまいます。
かといって少なすぎると日持ちしないので、甘さ控えめの場合は早めに食べてしまったほうがいいです。
砂糖の量は、りんごの重さの30%くらいが目安です
手動調理ボタンを押して「煮込み/10分」を選択します。
とにかく、やさしく混ぜてください。
グラニュー糖が溶けるように混ぜる必要がありますが、やさしくそっと混ぜると、形が残るかもしれません。
5.最後にレモン汁を大さじ1杯いれて、完成です
レモン汁を大さじ1杯投入します。(お好みで、大さじ2杯でも構いません。)
やっぱり…… あまり形は残っていません。
これを冷やすと、トロッとしたりんごジャムに仕上がります。
りんごジャムの完成です!
シリコーンのジャムスプーンは無印良品です。
とても使いやすいので、取り寄せて購入しました。お気に入りです。
「くろしば農園」の蜜たっぷりお取り寄せ青森りんご
秋~冬にかけて、無性にリンゴが食べたくなります。
というのも、楽天市場でお取り寄せした青森の「くろしば農園」のサンフジりんごを食べてから、りんごファンになりました。
りんごってこんなにおいしいの???
スーパーに並んでいるりんごは当たりはずれがあるし、その割に値段も高い…… そう思うといつも手が出ません。。。
おいしくて品質の良いりんごが食べられるのは、次の条件が必要だそうです。 引用 りんご大学
- 冷涼な地域での栽培
- 年降水量が少なめの地域での栽培
- 昼夜に温度差が大きい地域での栽培
本場の青森県でつくられた「くろしば農園」のりんごは、最高においしい!!!ですよ。
実の引き締ったシャキシャキ感が、どれをとってもしっかりあります。
半分にカットしてみるとたっぷりの蜜があり、酸味と甘みのバランスの良さが素人の私でも感じられます。
実は今年、人気上位の別の業者のりんごをお取り寄せしたのですが、やっぱり「くろしば農園」のりんごにはかないませんでした。
りんごのシャキシャキ感と、旨味が全然違いました。
しかも、「訳あり」となっているお買い得のりんごを買ってみたら、味はそのままで問題なし!
どこが「訳あり」なの???
贈答品の場合は色や形がきれいな物を贈りますが、こちらの「訳あり」りんごは左右の大きさがちょっと違う程度、色むらがあるりんごでした。
5Kgまたは10Kgのどちらかになります。
りんご農家直送なので低価格のうえ、送料込みのお値段でわかりやすいです。佐川急便から配達してきます。
りんごジャムにしたりペロッと食べてなくなりそうなら、断然10Kgのほうがお得です。
今回は5kgの注文ですが、足りなくなりそうです……
昨年は、訳ありではなくて「優品」を購入しました。
実際に食べた感じでは、優劣付けられないほど味に変わりはありませんでした。
見た目を気にする贈答品には、「優品」または「特選」がおすすめです。
とにかく大好きな味のりんごです。
11月に入ってからは、人気のあまりすぐに売り切れになってしまいます。
12月になるとたくさん収穫したりんごを適正な冷蔵保存しているようなので、注文したらすぐに発送していただけました。
くろしば農園のりんご、一度食べたら病みつきになりますよ!
みなさんもぜひ、召し上がってみてください。
【PR】くろしば農園 サンフジ | 5Kg | 10Kg |
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『 特選 』りんご 贈答品に! | ||
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