いつもはPanasonic電気圧力鍋で調理した「親ごはん」を紹介しています、ブログ管理人の木葉らんです。
今回は、私が実際に持っているpanasonic製品の『防災グッズ』の紹介をします。
日本で自然災害がいつ起きてもおかしくない……
ここ数年で、益々その気持ちが強くなってきています。
備えは大事ですよね。
漠然とした不安は、備えることで少しは安心につながります。
でも、実際に何を備えておけばいいのかな???
水・食料・モバイルバッテリー・懐中電灯・簡易トイレ・トイレットペーパー・薬・ラジオ…
どれも大事なのですが、災害発生時の季節や人によって必要なものの優先順位が変わってきます。
状況に応じてシュミレーションしてみて、最低限の準備をする必要があります。
よくわからないなぁと思ったら、PanasonicのHPで防災用品の紹介があるので、参考になりますよ。
一度覗いてみてください。
災害に備える意識を持つ
災害が発生した場合、すぐに非難すべきか?自宅待機するか?迷うと思います。
地震や水害が発生したら、高台に非難すべきなのかな……
緊急避難といった非常宣言が出ても、もしかしたら下手に動かないほうがいい場合もあると思います。
住んでいる場所や災害発生時にどこにいるかで、判断が分かれてしまいます。
標高を調べておく
自宅や職場の標高が何mか、知っていますか?
地震発生時に防災の緊急放送があって「すぐに高台に逃げて!」と言われても、恐怖でどうすればいいのかパニックになってしまいそうで不安です。
5分から10分以内に津波が来る恐れがある場合、瞬時に家から飛び出して逃げないといけません。
また大雨で洪水になってしまった場合も、氾濫や浸水して流されてしまう恐れがあるので、避難指示が発令されます。
でもこれは、誰に向けた避難なのでしょうか?
マンションに住んでいるのだけど、避難すべきなのかな?
一戸建ての家の人はみんな避難すべきなのかな?
海や河川が比較的近い場所に住んでいる場合は、標高が低い場所にある可能性が大きい低地なので対象になります。
逆に高い場所でも山が近くにある場合は、大雨で地盤が緩み土砂崩れの被害になることもあります。
自分がいる場所がどんなリスクがあるのか、事前に知る必要があります。
具体的に、今すぐ確認できることがあります。
自宅などの標高を知っておく
標高は海面からの高さのことで、海抜とも言います。
自宅の標高を知っている人は多くないと思いますが、もし津波が押し寄せてくることがあるとしたら標高を知っておくと安全かどうか目安になるはずです。
現在地の標高を知る方法は、国土地理院のウェブ地図「地理院地図」で瞬時にわかります。
自宅の住所を入力すれば、OKです。
または、スマホやパソコンで画面右下の「現在地のマーク」をクリックすると、【標高:〇〇m】とすぐに確認できます。
これなら自宅以外の外出時でも、現在地の標高がわかるということです。
土地勘がない場所でも高台がどこか調べることで、避難場所を見つける手段になります。
いますぐ確認してみてください。
地理院地図で確認する
家の高さを知っておく
2024年元旦の能登半島地震では、地震発生から約1分で津波が到達しました。
地震による津波が発生すると、注意報または警報が発表されます。
大きな地震になると、一刻も早く安全な場所へ避難することが第一です。
津波の伝播速度は非常に速く、見てから逃げるのでは間に合いません。
迷っている暇はないのですね。
それに、津波は1回ではなく何回か遅れてくるので、家族を探しに戻ったりして流される人が多いようです。
巨大地震になると津波は5m~10mを超え、木造家屋は全壊し人は流れに巻き込まれます。
標高は地面の高さになるので、次に自宅が平屋か?二階建てか?マンションの何階に住んでいるか?によって、避難すべきかの判断基準が分かれます。
マンションでも避難しないといけないのか?
一般的な一軒家の高さは、平屋だと屋根上までが3mで2階建ての場合は2階に避難しても5m以内になります。
津波警報(3m未満)が発令された場合は、沿岸部にある低地の家なら直ちに高台に非難しなければなりません。
能登半島地震の津波の最大の高さは約5.8mと言われています。
高台に住んでいる場合は標高を知っていると、どのくらいの津波だと危険なのか目安になりますね。
ただし、倒壊した家屋の瓦礫が押し寄せてくるので、より高い場所へ移動するか下手に動かずに安全な場所に避難するか判断を迫られます。
津波の高さがたった30cmでも、侮ってはいけない……
30cmでも、人が立っていられないくらいだそうです。
自然の力は想像以上に強いということです。
- 津波の高さ30cm ➜人が立っていられない
- 津波の高さ60cm ➜車が浮く
- 津波の高さ2m ➜木造家屋が倒壊する
これを知らないで津波が30cmだとニュースで聞いて、「大した津波じゃなくて良かった!」などと呑気だった自分が恥ずかしくなりました。
マンションに住んでいる場合は、住んでいる階の高さが気になりますよね。
一般的なマンションは、1階あたりの高さ(階高)が約3mとなっています。
マンションの3階だと約10m相当です。
東日本大震災のときに、津波から避難した高さを調査したデータがあります。
- 生存者が避難した先は平均2.9階
- 死亡者が避難した先は平均1.7階
でも、3階以上だから絶対安心というわけではなさそうです……
今後30年以内に80%の確率で発生すると言われている「南海トラフ巨大地震」では、広い地域で10mを超える大津波の襲来が想定されています。参考:南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ
理想は、「より高台へ、より高層階へ」避難することです。
想像できない災害がいつ起こるかわからないと、恐怖を煽るつもりはないのですが…
地震の発生を人類は阻止できないので、私たちは災害に備えることで身を守ることしかできません。
地震や津波についてもっと知りたい人は、国土交通省の気象庁のHPや内閣府の防災情報のページを参考にしてください。
次はPanasonicの防災グッズを紹介します。
停電時の二次災害に備える防災グッズ
ここからは、私が所持しているPanasonicの防災グッズを紹介していきます。
停電時に活躍!保安灯があると自動点灯で安心
保安灯は停電した時に電気がパッと点灯するので、夜中の地震などで停電してもとっさの判断がしやすくなります。
保安灯は停電したら電気がパッと点灯する
家中が真っ暗になったら、真っ先にスマホか懐中電灯を探すと思いますが……
あまり使わない比較的上のほうにある空きコンセントに取付けておくと、部屋中を照らしてくれます。
コンセントに差し込み充電するタイプで、中に入っている電池は消耗します。
専用バッテリーのニッケル水素電池が本体に入っていて、2年で交換と記載がありました。
私が使っている保安灯、
10年以上そのままで……交換なんてしたことありません。
いい加減電池が切れていないか不安になって点検してみたら、大丈夫でした。
すすすごいっっ!!!
記憶にないくらいの間停電がなかったので、使ったこともほぼありません。
家のブレーカーを故意におとしたとき、この保安灯だけがすごく明るくて安心感がありました。
保安灯は安心のお守りだと思って設置しています。
私が持っている保安灯は「ハンディホーム保安灯 WH1101」で、昔のNational表記の物です。
今回点検して、ニッケル水素電池は新しく買い替えることにしました。
でも、10年以上たっても壊れないしいざという時にも使える、Panasonic製品が私は好きです。
防災グッズは万が一の為!
最近の保安灯は機能が増えて、普段もナイトライト(ほのかに足元を照らす)として使えるので便利です。
防災情報は通信に依存しない電波ラジオを確保
大規模災害が発生したら、スマホを紛失したり破損することも考えられます。
手元にあっても同時に使う人が多くなり、必要な情報が得られなくなってしまいます。
災害発生時のネットの活用は、これから進化していくと考えられますが……
いまのところ間違いないとされているのが、電波通信を使ったラジオ放送。
スマホがあればラジオ放送を聞くことが出来るので、わざわざ別途ラジオを購入することはなくなってしまいました。
ですが、この時こそ各自治体から防災情報が配信されるラジオが必須になります。
実は携帯ラジオをタンスにしまっておいたのですが、久々に点検してみたら電池を入れる部分が液漏れしていました。
電池を入れてみましたが、音も出ません。
もうダメかな……と諦めてゴミにしようとしていたのですが、何日かしてヤスリで磨いてみたら復活!!!しました。
この携帯ラジオは「AM専用」だったので、やっぱりもう一台新しく購入することにしました。
こちら、Panasonicの 「RF-P55-S FM/AM 2バンドレシーバー」シンプルな携帯ラジオです。
見た目はシンプルで、色はシルバーのみ。
音量を上げることでスイッチをON-OFF、シンプル操作です。
イヤホンジャックがあります。
スピーカー使用よりもイヤホンで聞いたほうが、電池の省エネになるようです。
また、付属のイヤホンは片耳用なので事前に自分好みのものを準備しておいたほうがいいかもしれません。
この反対側にFMとAMを選ぶスイッチがあります。
そして気になる音質ですが、チャンネルが合えばクリアで聞き取りやすいと思いました。
音質が良いです。
本体は軽量ですが、乾電池は2本使用することになります。
Panasonicのエボルタ乾電池2本とイヤホンが付属しているので、すぐに使うことが出来ます。
他のメーカーでは電池が付属していないラジオも多いため、さすがPanasonicです。
普段は充電用の電池を使用するのですが、災害時は使い捨ての乾電池のストックも必要なんですよね。
停電したら乾電池でスマホの充電をしたり、懐中電灯の長時間使用が予想されます。
乾電池は高温多湿の環境で保管しておくと、液漏れする場合があります。
Panasonicの乾電池は、液漏れ防止製法でつくられた安心の乾電池です。
また、ギネス世界記録が認めた世界ナンバー1の長もちするアルカリ電池なので、災害時にはこれをストックしておけば他に劣ることはありません。
「電池がどっちかライト」ランタンとしても使える懐中電灯
Panasonicの懐中電灯は気に入っていて、よく使います。
何種類か持っているのですが、用途別に購入を検討するほうがいいと思います。
それぞれ電灯の特徴があって、すべてがベストではないからです。
部屋をすこし暗くして、すべて点灯してみました。
手前左から型番 ①BF-BS01 ②BF-BG20 ③BF-BM01 ④BF-AF10 ⑤BF-AF20P となります。
①BF-BS01(単1×4個)は、大型の強力懐中電灯ですが、遠くを照らすので手元は暗いです。
②BF-BG20(単3×3個)は、一般的な懐中電灯です。明るさ使いやすさともに良く、持っていて間違いないです。
③BF-BM01(単3×1個、単4×1個)は、小型で軽量のランタンにもなる懐中電灯です。特徴は単3電池と単4電池のどちらでも使える便利さ。
④BF-AF10(ボタン電池CR2032×2個)は、首にかけて両手が自由に使えるハンズフリーライトです。
⑤BF-AF20P(ボタン電池CR2032×2個)は、クリップ式で衣服や帽子などに装着し、こちらも同じくハンズフリーライトです。
使い道は色々ありますが、今回は災害時に関してお話します。
停電になったら、家の中が真っ暗になりますよね。
日中ならそこまで困らないにしても、日没になれば暗闇です。
ぼんやりとでも明かりがあれば、動きやすくなります。
キャンプで使う電灯に周辺を明るく照らすランタンがありますが、停電時こそランタンが大活躍します。
Panasonicのランタンは燃料系ランタンとは違いLEDランタンなので、安全です。
写真の③BF-BM01は、小型で軽量のランタンにもなる懐中電灯で、首にぶら下げても軽いです。
他の懐中電灯と違ってぼんやりとした光なので、直視してもまぶしさはありません。
普段はストラップに取付けて使っています。
災害時には、貴重な電池が切れてしまうことも考えられますよね。
エアコンやテレビのリモコンに入っている乾電池サイズが、運よく適合すればいいのですが……
そんな心配はしなくても、単3か単4かどちらでも利用できる「電池がどっちかライト」です。
単3と単4ではLED光量が違い、単3乾電池を入れたほうがより明るいです。
災害時に真っ暗闇だと気持ちも落ち込んでしまいますが、ランタンがあると多少の安心を確保できると思います。
そして、何より電池の交換がしやすいものが一番重要だと感じます。
ボタン電池の交換をするハンズフリーライトは、超軽量なのが特徴ですが……
電池交換をする際に、小さなドライバーでネジを開ける手間がかかります。
ボタン電池はパワーがあまりないので、交換回数も増えてきます。
これから災害の準備をするなら、どの懐中電灯もおすすめしたいのですが……
せめて2種類くらいは準備して、日常的に使えるものがいいです。
- ゴミ出しや散歩など・・・軽量で首にぶら下げられると両手が使えて楽(軽量重視)
- 倉庫の片付けや探し物・・・ランタンのように周囲を明るくするもの(短時間使用)
- 災害時・・・身近な電池を代用しやすくて電池の種類が選べる(長時間使用)
ランタン兼用の「電池がどれでもライト」がおすすめです。
単1形~単4形の電池がどれでも1本で使えて、小型の③BF-BM01より少しサイズが大きくなったタイプのものがあります。
日常で使うにしても十分使いやすく、ランタンにもなるので災害時に最適な懐中電灯です。
乾電池EVOLTA 約85時間30分 (単1形:約50時間 単2形:約25時間 単3形:約8時間 単4形:約2時間30分)
パナソニックアルカリ乾電池 約66時間15分(単1形:約40時間 単2形:約18時間 単3形:約6時間30分 単4形:約1時間45分)
Panasonicのもしもの備えの中の、被災経験のある人の声がリアルで学びがありました。
自然災害はいつどこで発生するかわかりません。
助かっていたかもしれない命を失って悲しむ家族の声を、たくさん聴きます。
いつもビクビクして生活していられないと、何も準備をしない人も多くいます。
もし大災害が発生して生き延びたとして、人の手を借りたり与えてもらうことが前提になっていませんか?
困ったときは遠慮なく助けを求めることが必要ですが、周りの人がみんな助けを求めていたとしたら……
今自分にできることをもう一度考え直してみることがとても大事です。
未曽有の大災害は、どんなに世界が進化しても人間の力では止められないのです。
特に南海トラフ巨大地震はマグニチュード8~9クラスの地震が30年以内に70~80%の確率で発生するとされています。
想像できないし、恐ろしくて考えたくないという気持ちもわかりますが……
災害の備えは絶対に必要です。
義を見てせざるは勇無きなり
人として当然行わねばならぬことをしないのは、当人に勇気が欠如しているからである
停電時に必要な災害グッズは、電灯以外にもたくさんあります。
被災地では断水して、不衛生なトイレの悩みが多数あるそうです。
経験者たちのリアルな声に耳を傾けておくことが、いつかの自分や大切な人を守ることに繋がるのではないでしょうか?
今から一緒に助かる道を備えておきましょう。