Panasonic電気圧力鍋で調理した「親ごはん」を紹介しています、ブログ管理人の木葉らんです。
煮物と言えば、鶏肉の出汁を使うと旨味がたっぷり出て美味しいですよね。
鶏手羽元と大根の煮物は、前回紹介しました。
今回は大根ではなく、ねっとりホクホクに変身する里芋を入れて圧力調理しました。
醤油と砂糖で煮込んだ甘辛煮は、言うまでもなく絶品です。
ガスで調理した時と明らかに違うのは、翌日に食べた時にガチガチに固くなりません。
里芋だけでなく鶏手羽元も味が満遍なく染み込んでいてとても柔らかいので、いくらでも食べられます。
歯の弱い高齢者や治療中の人は、おかずに最適ですよ。
電気圧力鍋の鶏手羽元と里芋の煮っころがし
里芋を電気圧力鍋で煮込む場合、前もって泥の付いた皮を取り除いてから調理します。
この皮むきは硬くてちょっと大変なんですよね……
何かいい方法はないかな???
あります!!!
鍋に水または湯を入れて沸騰させ、生の里芋を2~3分程度ゆがきます。
爪楊枝で刺しても刺さらないような硬いままの状態ですが、皮が剥きやすくなります。
長い時間ゆがいてしまうと、ぬるぬるが増して包丁が滑りやすくなり危険です。
2~3分経ったら湯を捨てて、包丁で皮を剥いてくださいね。
里芋のぬめり成分が手などの皮膚につくと、痒みが出てきます。塩を手につけると和らぎます。
鶏手羽元と里芋の煮込みレシピ
- 鶏手羽元と里芋の煮込みレシピ
- ★里芋は皮を剥いておきます
里芋・・・一袋(およそ10~15個程)
こんにゃく・・・1/2袋
鶏手羽元・・・3~5本 ※ブラックペッパーで下味をつけて、調理酒で臭みをとります。
【 調味料 】
・出汁・・・100ml(濃い甘辛が好みなら50mlでもOKです)
・減塩しょうゆ・・・大さじ3
・みりん・・・大さじ3
・酒・・・大さじ3
・砂糖・・・大さじ3
落し蓋としてキッチンペーパー1枚
私はよく鶏手羽元を使いますが、どの鶏肉でも出汁がじゅわっと溢れてきて旨味が増します。
今回の材料は、里芋・こんにゃく・鶏手羽元を入れました。
こんにゃくは細切りでも厚切りでも、好きなカット方法で大丈夫です。
細切りのこんにゃくに中央に切り込みを入れて、端を穴に入れる手綱こんにゃくにしました。
全体の色どりがイマイチなのですが、追加でニンジンを入れてもOKですよ。
【調味料】をすべて合わせて鍋に入れます。
落し蓋にキッチンペーパーを1枚、丸くカットして入れます。
落し蓋をすることで、煮汁が具材に染み込みやすくなります。
蒸気漏れにならないように、丸くカットしていれてくださいね。
圧力調理は5分
電気圧力鍋で圧力調理時間は5分です。
蒸らし時間は約20分程度かかってしまいますが、慌てずにほったらかして待ちましょう。
里芋はとろっと柔らかく煮えています。
蓋を開けると、里芋の表面が白くて全体に調味料が染みていない状態ですが……
軽く混ぜればすぐに味が染みてきます。
しっかり味を染みこませたい場合は、5~10分程度煮込み調理をしてください。
翌日になるとグッと味が染みているので、お弁当にはもってこいです。
まとめ
里芋には食物繊維が豊富で血糖値の上昇を抑える効果や、腸内環境を整える効果があるそうです。
栄養価が高く健康に良いとされる野菜なので、積極的に調理するようにしてみてください。
私はスーパーで里芋がお買い得だったら、つい手が伸びてしまいます。
なにより電気圧力鍋で出来立ての里芋を食べると、口の中でとろけてすぐになくなってしまいます。
ねっとり甘辛味がクセになります。
鶏手羽元もふっくらと中までジューシーに仕上がるので、是非作ってみてくださいね。